2026年2月
【伊葉の会】

水脈は日の本一と寒造
中野陽典
千両に少し離れて衣裳蔵
大槻一郎
托鉢の声路地に満つ寒の入り
大河内基夫
人日や繋ぐ螺旋のDNA
福田誠治
冬すみれ政子の墓の片隅に
金納義之
行く方を風に任せて鷹飛翔
南後勝
福寿草ぜんざい食べ飽き陽だまりへ
上原赫
極北の湖凍り幹線路
藤井英之助
人日や少し気になる薄埃
冨土原博美
七草の揃はず根菜炊いてをり
吉川紀子
初針の縫取りの馬跳ぶがごと
堀口千賀子
初吟行洛のいづうを締とせり
日根美惠

威勢よき声は魚屋雁木市
田中利勝
三川に冷えて詣でる和歌みくじ
河野伊葉
駄菓子屋の店開けている二日かな
久下万眞郎

【伊葉の会】
毎月第4土曜日以下の場所にて俳句合評会を開いています。
北大阪急行電鉄緑地公園駅ビル二階Cルーム(随時見学可)
お問い合わせメール:minamimatsu3@gmail.com

イラスト:河野伊葉のイラストより
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